こんにちは!若です!
大工のスケールには、センチ・ミリの目盛りだけでなく、「尺」の目盛りもついているものがあります。
「尺って何?」「大工はどっちを使うの?」と思う人もいるかもしれません。僕も普段から両方を使いますが、いつも尺で測っているわけではありません。今回は、僕の現場での使い分けを書いてみます。
そもそも1尺は何センチ?
1尺は約30.3cm、ミリでいうと約303mmです。
大工の仕事では「1尺=だいたい303mm」と覚えておくと、寸法を考えやすくなります。
- 1尺:約303mm
- 2尺:約606mm
- 3尺:約909mm
- 4尺:約1,212mm
僕は、まず3の段の掛け算で覚えるのが楽だと思います。3尺なら「3×3=9」で約909mm、4尺なら「3×4=12」で約1,212mm、という感じです。
よく他の大工さんや業者さんと話していると、1尺5寸(455mm)や3尺、4尺5寸(1364mm)など言ってたりします。
もう一つ、現場でよく聞くのが「一間(いっけん)」です。
一間は6尺のことで、長さにすると約1,818mm。現場では端数を丸めて「約1,820mm」と言うことが多いです。その半分の「半間(はんげん)」は約910mmです。
「一間」と聞くと最初は別の単位に感じるかもしれませんが、「6尺のことか」と分かればイメージしやすいと思います。
これは寸法を頭に入れるための覚え方。実際に材料を切るときは、図面や使う材料の寸法をしっかり確認します。
僕が普段の2×4の仕事で使うのはセンチ・ミリ
僕の主な仕事は、2×4住宅のパネル製作や建て方です。この仕事では、普段はセンチ・ミリの目盛りを使っています。
「大工だから何でも尺で測る」と思われることもありますが、少なくとも僕の場合はそうではありません。やっている仕事や、その時に使う材料によって変わります。
リフォームで床を張るときは尺が分かりやすい
一方、リフォームで床を張り替えたり、新しくフローリングを張ったりするときには、尺で考えることがあります。
例えば、幅が約303mmのフローリング材なら、1枚で約1尺。部屋の全長を測って何枚並ぶか考えるときに、尺の目盛りを見ると僕には分かりやすいです。
床を張るときは、ただ端から順番に並べればいいわけでもありません。部屋の幅に合わせて、張り始めと張り終わりの幅が極端に違わないように考えます。最初に全体の寸法を測り、どんな割り付けにするか考える場面で尺を使うことがあります。
もちろん、フローリングの幅は商品によって違います。使う材料の寸法は、その都度確認が必要です。
尺専用のスケールを持ち替えているわけじゃない
僕が使うスケールには、尺とセンチ・ミリの両方の目盛りがついています。
だから2×4の仕事ではセンチ・ミリを見るし、床材の割り付けを考えるときは尺を見る。同じスケールで、仕事に合わせて見る目盛りを変えているだけです。
ざっくりした長さの見当をつけるときにも、尺で考えることがあります。ただし、それはあくまで目安。切る寸法はきちんと測って確認します。
僕が普段使っているスケールはタジマの尺目盛のスケールです。現場では寸法を何度も確認するので、自分が使いやすいものを選んでいます。
これは剛厚と書いてある通り、分厚いのでかなり長持ちします。
まとめ
尺とセンチ・ミリは、どちらが優れているというものではなく、仕事によって使いやすい方が変わります。
僕の場合は、普段の2×4の仕事ではセンチ・ミリ。幅約303mmのフローリング材を使って床の割り付けを考えるようなときは、尺も使います。
最初は尺の数字に慣れなくても、まず「1尺は約303mm」と3の段を覚えておけば、少しずつイメージしやすくなると思います。


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